ピンクのウシがみえる

牛飼い目指して奮闘中。牛飼い見習の嫁が綴る独白。

わたしたちが目指す「牛飼い」について

自己紹介でもお伝えしましたが、わたしたち夫婦は、
城里町で未経験から「牛飼い」を目指して活動しています。

では、わたしたちが目指すべき「牛飼い」とは、一旦どんなものなのか。
今回は、もう少し具体的に書いて行きたいと思います。

わたしたちは農業で生活することを目標にしています。
言い換えると、新規就農を目指しています。

「牛飼い」というと、なんとなく牧歌的なイメージもありますが、
生活のためには、しっかりとお金を稼ぐ必要があるので、
ゆったりとした田舎生活を送りたい、というよりは、
育てた牛を販売して、きっちり収入に繋げていくことを目標にしています。

では、育てた牛を収入に変えるためにはどんな手段があるのか。
簡単に分けると、牛乳を売る、お肉を売る、観光資源としての牧場を開き人を呼ぶ、
の3種類でしょうか。

この3種類の中で、わたしたちが目指しているのは「お肉を売る」、
つまり「肉牛」を育てる農家さんになります。

さらに、肉牛を育てる農家さんには2種類あります。
母牛を飼って、子牛を産んでもらい、
子牛を10ヶ月まで育てたのち販売する「繁殖農家」と、
繁殖農家より子牛を買って、その子牛を約2年育てたのち、
お肉として販売していく「肥育農家」です。
※繁殖と肥育を一貫して行っている農家さんもあります。

わたしたちが目指しているのは、「繁殖農家」になります。

繁殖農家の新規参入事例は、全国でもあまり多くないようです。
お世話になっている行政機関の方が把握している限りでは、
茨城県内では、わたしたちが2例目とのこと。

果樹や野菜と比べて新規参入者が増えないのは、
牛舎や機械、また牛自体の価格が高いため、初期投資が大きいこと、
また、生き物飼いになるので、休みが取れないことが原因ではないかと思います。

肉牛を育てるというと、よく心配されるのが
「自分が育てた牛を売っちゃうなんて悲しくないの?」ということです。
(ちなみに、乳牛の農家さんもお乳を搾るために子牛を産ませて、
 ときにはお肉にするために販売しています。)

それについては、まだ自分で飼ってる牛はいないけど、
さよならするときは、多分まちがいなく悲しいと思います。

しかし、わたしたちは、少なからず生き物の命をいただいているわけで、
責任もって自分で送り出すという選択肢も持つべきだと考えました。

悲しい仕事も、誰かがやってくれているから、お肉食べらるんだもんね。
命に近いところにいる生産者だからこそ伝えられる価値観もあると思います。
いまはまだわからないけど、いつか書けたらいいなぁ。

 

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